男性の育児休業休暇

顧問先の社長さんからお問い合わせありました。

「男性社員の奥さんが近々出産予定だけど、男も育児休業とか取れるの?」

 

いくつか、日々雇用ではない、同一の事業主に引き続き1年以上雇用されている、1週間の所定労働日数が3日以上である、などの条件がありますが、基本的には男性社員も育児休業休暇が取れます。

 

育児休業休暇が取れる期間は、生まれた赤ちゃんが1歳になるまで、場合によっては、1歳6か月、2歳まで取れます。

 

育児休業休暇期間中は、雇用保険から育児休業給付が受けられます。

 

男性社員に初めて育児休業休暇を取得させた場合は、両立支援等助成金という助成金を受給出来る場合があります。

 

昔気質の社長さんからはまだ理解が得にくいですが、労働者への所得補償制度があること、事業主にも助成金があることなども説明して理解を深めてもらうことが必要だと改めて思った1日でした。

 

厚生労働省ホームページ(両立支援等助成金)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/ryouritsu01/index.html

一時支援金

先日の助成金・融資セミナーで話題になっていた一時支援金を申請しました。

私の店の場合、昨年は年始に売上が向上し、これから… というところで新型コロナで売上減少。
昨年同等の売上に終わって、助成金の申請ができませんでした。

一時支援金は今年1~3月の売上について、昨年もしくは一昨年対比売上50%以下の月があれば、中小法人で最大60万円、個人事業主で最大30万円の支援金が出ます。
支援金額は大きくないかもしれませんが、比較的申請しやすいのではないかと思います。

ただし、それでもやることは多いです。詳しくはリーフレットに記載がありますが、2019年1月~2021年3月までの売上を資料鵜にまとめる必要があり、また登録認定機関に事前確認を申請する必要があります。

私の場合は顧問契約している税理士さんが登録認定機関でしたので、過去の売上が確認済みだったため比較的容易に申請できました。

登録認定機関についてはこちらで検索できます。お知り合いの方が登録されていたらご相談されてもいいかもしれませんね

令和三年度キャリアアップ助成金

 「同一労働同一賃金」とは、いわゆる正規雇用労働者と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。

 パートタイム・有期雇用労働法や労働者派遣法で中小企業にも2021年4月1日より施行されています。

 

 正社員に通勤手当があるなら、非正規社員にもおなじように通勤手当を支給する、非正社員と正社員が同じ仕事をしているなら同じくらいの給料を払おう、などのことです。

 

キャリアアップ助成金は、非正規社員の待遇改善を行った事業主に支給される助成金です。迫られる「同一労働同一賃金」への対応のためにも、キャリアアップ助成金は有用な助成金です。

 

厚生労働省ホームページ(キャリアアップ助成金)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html

業務改善助成金

会社で働く従業員さんが作業が楽になるような機械などを購入して、従業員さんの給与をアップすると、その購入した機械などの費用が国から助成される助成金です。

事前に計画書を提出したり、機械の発注、納品や給与をアップするスケジュールは短くても数か月単位です。あらかじめ社労士などと相談して計画する必要があります。

 

厚生労働省ホームページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html

令和3年度のテレワーク助成金

昨年は、コロナ禍で国を挙げてテレワークの推進がされました。助成金としてテレワーク制度を導入すればテレワークのための機材購入代などが対象として支給されました。

来年度(令和3年度)については、現在国会で本予算が審議中ですが、ちょっと名称を変えて、内容も変わって助成金制度としては残るようです。

予算額は22億円ほどで、1企業あたり最大で200万円が支給されるようです。気になるのは、助成率が30%になっている点と、200万円のうち、100万円は1年間の離職率が下がってること等多少時間がかかる所でしょうか。

今年度は何件かこの助成金をさせて頂きましたが、また来年度正式に詳細が決まればお知らせしたいと考えてます。

売れる「理由」とは

KYB発足にあたり、同様にワイズメンズクラブ内にてビジネスの発展を目指しておられる、京都トップスクラブの「トップス経営塾」を見学しました。

講師の吉澤様のお話を伺ったのですが、興味深いと感じたのが「現在は『社会貢献』がないと売れない時代」というお話でした。

物販で商売している身として、以前から「商品が良いだけでは売れない」と言われ続けてきました。
そんな中、私は最近になって「『商品の魅力』だけでなく、『売り手の魅力』も必要だ」と強く思うようになっています。

「売り手の魅力」となると、私のような個人では「親しみやすさ」や「仕事における信念」などが該当するのだと思います。
しかし、大企業になるとそういったものは会社としての魅力とは捉えにくくなるでしょう。
なので、「社会貢献」をして「自分たちのためではなくみんなのために商売している」という告知が必要となっているのではないかと感じました。

全く話が変わりますが、Youtubeのスーパーチャット課金ランキングで日本のVTuberがトップを独占しているそうです。
日本は消費が滞っているといわれますが、個人的には「お金は払いたいけど、払いたいと思うような対象が少ない」状態なのではないかなと感じます。

自分自身も「お金を払いたい」と思ってもらえるような対象になっていかないと…と感じた講演でした。

トップス経営塾の皆様。勉強させていただき誠にありがとうございました。

野田 テスト

これはテストページです

確認のため投稿します